花粉症の治療
花粉症は近年増加するアレルギー性疾患の1つです。
くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみ等が主症状ですが、その他にも熱っぽい・だるさなどを訴える方もいらっしゃいます。
それにより、仕事・家事・勉強など様々な日常生活に支障をきたし、多くの方が薬・点鼻薬・マスクなど様々な方法で対処しますが、いずれも対症療法や予防で根本的な治療に至っていません。
花粉症の原因
スギやヒノキ等の花粉やハウスダストなどが体内に入り、それを異物として判断し排除しようと免疫細胞がヒスタミンを出すことで、くしゃみや鼻水で花粉を外に排出しようとしているのです。
治療
目の内側や上顎にある副鼻腔に強い炎症が起きている状態です。
「炎症とは、体の中で免疫の働きが活発になること」ということから、花粉症はこの副鼻腔で免疫反応が過剰に起きて炎症が強くなりすぎてしまっている状態です。
カラー治療は、この免疫反応に関わっている免疫細胞のバランスをちょうど良い状態に、調節する効果がありますので症状がおさまっていきます。
治療点は、膝関節付近にあります。鼻の周りには、貼付しませんのでご安心ください。
臨床例
14歳
男子
1回目の治療
花粉症で鼻水がよく出る・鼻が詰まる・口呼吸になってしまう
右左鼻腔:① 寒冷アレルギー
② アレルギー性鼻炎
③ 慢性副鼻腔炎による鼻漏が反応
①②③に対応するカラーを治療点に貼付
1回の治療で症状がほとんど良くなる
- 症状:鼻水が良く出る・鼻が詰まって口呼吸になってしまう
- 右左鼻腔:寒冷アレルギー
- アレルギー性鼻炎
- 慢性副鼻腔炎による鼻漏が反応
- ① ② ③ に対応するカラーを治療点に貼付
- 1回の治療で症状が出なくなる
2回目の治療
- 症状:朝起きた時だけ鼻水が出る
- 左右鼻腔:過敏性鼻粘膜
- 花粉症が反応
- ① ② に対応するカラーを治療点に貼付
- 翌日に来院していただき確認し症状は治っている
10歳
男子
1回目の治療
- くしゃみ・鼻水がよく出る
- 左鼻腔:花粉症が反応
- 鼻涙管 ( 目頭から鼻の奥に繋がる管 ) 狭窄
- ヒスタミン ( くしゃみ・鼻水・かゆみの原因 ) が反応
- 右鼻腔:花粉症が反応
- ① ② ③ ④ に対応するカラーを治療点に貼付
- 1回の治療で症状が出なくなる